2020年04月10日 05時00分 公開
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「ITIL」導入成功の鍵は“ITIL依存”を避けること?ITIL導入を成功に導くための基礎知識【後編】

ITサービスの書籍群「ITIL」はフレームワークとして利用することができ、数種類の認定資格がある。この認定資格と、ITILを導入するときのポイントを解説する。

[Robert Sheldon,TechTarget]

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 「Information Technology Infrastructure Library」(ITIL)は、英国と同国の人材企業CapitaのジョイントベンチャーAXELOSが刊行する、組織がITサービスを管理するときのベストプラクティスを掲載した書籍群だ。前編「『ITIL』はなぜ必要なのか? 導入のメリットを整理」に続く本稿は、ITILの認定資格と、ITILを自組織に適切な方法で導入するためのポイントを説明する。

IT担当者によるITIL資格の取得

 AXELOSは、ITILのさまざまな側面を網羅した一連の資格で構成される、幅広いITIL認定資格を運営している。ITILのバージョン4では、2020年4月時点では入門者向けの資格であるFoundationの提供を始めている。今後より高度な認定資格「ITIL 4 Managing Professional」「ITIL 4 Strategic Leader」「Master」の提供を開始する。

 それぞれの資格に、試験の合格や認定トレーニングの修了、定められた年数の実務経験、そのいずれかの組み合わせなど、具体的な資格習得の条件が決められている。ITIL資格の取得を目指すIT担当者は、認定トレーニング施設の講座を受講できる。

 資格を取得するために講座の受講が必要な場合、その講座はAXELOSが認定したトレーニング施設が提供している必要がある。ITILのバージョン3の提供する認定資格の場合、入門者から中級者向けの「Foundation」「Practitioner」は、受験者に認可講座の受講を義務付けていないものの、AXELOSは講座の受講を強く勧めている。

ITIL導入を成功させるには

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