コロナ禍のオンライン診療では、ヘルスケア用ウェアラブルデバイスが問診の助けになる可能性がある。ヘルスケア用ウェアラブルデバイスを活用するマサチューセッツ総合病院の医師に、その可能性を聞く。
Massachusetts General Hospital(マサチューセッツ総合病院)の心臓専門医ジャグミート・シン氏は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)初期に87歳の患者をオンライン診療した。その際にシン氏は、仮想的な方法だけでほぼ完全に患者を診察できた。
患者は血圧測定デバイスを身に着けていたため、シン氏に自分の心拍数、血圧、血中酸素飽和度を伝えることができた。このデバイスが存在しなければ、シン氏はこれらのデータを入手できなかった。
パンデミックでは、血圧測定デバイスをはじめとするヘルスケア用ウェアラブルデバイスの利便性が際立つ。第2回「『Amazon Halo』のすごさとは? 電子カルテとの連携がもたらすインパクト」に続く第3回となる本稿は、ヘルスケア用ウェアラブルデバイスがオンライン診療でどう役立つか、医師の見解を紹介する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
製造業の8割が既存顧客深耕に注力 最もリソースを割いている施策は?
ラクスは、製造業の営業・マーケティング担当者500人を対象に、新規開拓や既存深耕におけ...
「生成AIで作った広告」が物議 そのとき、コカ・コーラはどう動いた?
生成AIを広告制作に活用し、議論を呼んだCoca-Cola。この経験から何を学んだのか。
新規顧客獲得と既存顧客のLTV向上、それぞれのCRO(コンバージョン率最適化)について
連載第4回の今回は、新規顧客の獲得と既存顧客のLTV(顧客生涯価値)、それぞれのCRO(コ...