「Rust」はなぜクラウドネイティブ開発者の間で大人気なのか?「Rust」のメリットとデメリット【前編】

クラウドネイティブなアプリケーションの開発者の間で、プログラミング言語「Rust」が人気を博している。Rustにはどのようなメリットがあるのか。

2021年09月06日 05時00分 公開
[Zachary FlowerTechTarget]

 近年、クラウドベンダーや開発者の間でプログラミング言語「Rust」の人気が高まっている。Rustは比較的新しいプログラミング言語で、ハードウェアなどの低レイヤーの制御が可能だ。Amazon.comやMicrosoft、Dropbox、Discordといったベンダーはこの特徴を評価して、実験的にRustを使って製品を開発している。

 Rustを利用する前に、クラウドサービスでの運用を前提にした「クラウドネイティブ」なアプリケーション開発におけるRustのメリットとデメリットを知っておくことは賢明だ。前後編にわたって、Rustの基本的な特徴を解説しよう。

Rustを「クラウドネイティブアプリ開発」で使うメリット

ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...

news141.jpg

2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...