2021年09月06日 05時00分 公開
特集/連載

テレワーク推進のジョンソン・エンド・ジョンソンが「会議室こそ重要」と考える訳新しいオフィスと働き方を探る【前編】

Johnson & Johnsonはコロナ禍を契機にテレワークに軸足を移し、必要なコミュニケーションツールを導入した。同社が将来の仕事場の姿を模索するに当たって、「会議室」の在り方が重要だと考えた理由は。

[Katherine Finnell,TechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)が起きたとき、Johnson & Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)はテレワークの推進を決断した。遠隔でのコミュニケーションとワークフローを可能にするために、それから12カ月でコミュニケーションツールを刷新。ユニファイドコミュニケーション(UC)システムをMicrosoftの「Skype for Business Online」から「Microsoft Teams」に移行し、Zoom Video CommunicationsのWeb会議ツール「Zoom」を導入した。

 従業員が新常態に慣れるにつれ、優先事項は将来の「ワークプレース」(現実の仕事場やオンラインの仕事場)を運営する最善の方法を見つけることに移っている。従業員の一部がオフィスに戻り、同時に一部がテレワークを続けるのが、将来のワークプレースの日常風景になる。

 「新しい働き方のモデルはどのような姿になるか、を理解することが課題だ」と、Johnson & Johnsonでユーザーエクスペリエンスおよび組織変更管理部門のディレクターを務めるマーク・バンガーター氏は話す。テレワークとオフィスワーク、そして両者を組み合わせた働き方「ハイブリッドワーク」をどの程度取り入れるべきか、適切な比率は誰にも分からない。バンガーター氏も、この比率は今後2〜3年は変化し続けると考えている。企業は、これら3つの働き方の適切な比率を決める必要がある。

 本稿は2021年3月に音響メーカーEPOS Groupが開催したオンラインイベント「Enterprise Connect Virtual」における講演を基に、これからのワークプレース戦略について考察する。

ジョンソン・エンド・ジョンソンが「会議室」を重視する理由

ITmedia マーケティング新着記事

news154.jpg

ナイキ vs アディダス Z世代の心をつかむアプローチの違い
有名人や人気ファッションブランドとのコラボに加え、環境や社会問題への取り組みなど、...

news025.jpg

求心力のある変革ビジョンに必要な「PECの工夫」
変革ビジョンの策定に当たっては、その内容もさることながら「決め方や伝え方」に心を配...

news045.jpg

マーケティングDXをけん引するリーダーの役割
デジタルツールとデータを活用することで優れた顧客体験を提供するマーケティングDXの推...