2022年07月15日 05時00分 公開
特集/連載

企業の新定番OSは「Windows 11 Enterprise」「Windows 11 Pro」のどっち?ビジネス向け「Windows 11」の“いろは”【第5回】

Microsoftが「Windows 11」として提供する法人向けエディションには、「Windows 11 Enterprise」と「Windows 11 Pro」がある。これらは提供する機能が異なる。企業はどのように選択すればいいのか。

[Robert Sheldon,TechTarget]

 MicrosoftのOS「Windows 11」の法人向けエディションとして「Windows 11 Enterprise」と「Windows 11 Pro」がある。これら2つのエディションには、できることとできないことの違いがある。企業はどちらのエディションを使えばいいのか。

企業は「Windows 11 Enterprise」と「Windows 11 Pro」のどちらを使う?

 Windows 11のエディションには、

  • Windows 11 Enterprise
  • Windows 11 IoT Enterprise
  • Windows 11 Education
  • Windows 11 Pro
  • Windows 11 Pro Education
  • Windows 11 Pro for Workstations
  • Windows 11 Home

がある。ほとんどの法人ユーザーはWindows 11 EnterpriseかWindows 11 Proを使用するだろう。

 オフィスアプリケーションやOSをサブスクリプション型で利用する法人向けサービス「Microsoft 365 Enterprise」にWindows 11 Enterpriseは含まれるが、Windows 11 Proはその対象外だ。

 Windows 11 Enterpriseは、Windows 11 Proの全機能に加え、大規模組織向けの機能を提供する。例えば、Windows搭載デバイスを大規模に配布したり管理したりするための機能がある。

 仮想デスクトップサービス「Azure Virtual Desktop」と、ID・アクセス管理サービス「Azure Active Directory」(Azure AD)への接続がWindows 11 Enterpriseに含まれている。Windows 11 Proは、Azure ADへの接続は可能だが、Azure Virtual Desktopは対象外となっている。セキュリティ機能で比較しても、Windows 11 ProよりもWindows 11 Enterpriseの方が充実している。

 プリンタサーバをクラウドサービスで提供する「Universal Print」、リモートアクセス機能「DirectAccess」もWindows 11 Enterpriseだけの機能だ。Windows 11 Proはこれらを含んでいない。

TechTarget発 先取りITトレンド

米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news122.jpg

「ペプシチャレンジ」で煽られて焦ったコカ・コーラの“痛恨のやらかし”とは?
長年の間「コーラ戦争」を続けてきたCoca-ColaとPepsi。マーケティング施策でも切磋琢磨...

news149.jpg

デジタル化する顧客体験に関する消費者と企業の認識ギャップ――ナイスジャパン調査
問い合わせの初動としてインターネットやFAQ検索をする人が約8割。デジタルチャネルによ...

news042.jpg

気象データは近未来のデータ 予測に基づき「役に立つ」広告を届ける
気象データを活用することでどのような広告コミュニケーションが可能になるのか。海外の...