クラウドサービスから外部へのデータ転送に掛かる「エグレス料金」が高額になると、クラウドサービスを使い続けることが難しくなる。エグレス料金の高騰を抑えて「脱クラウド」を防ぐために気を付けるべきこととは。
クラウドサービスから外部のインフラにデータを転送する際の「エグレス料金」は、ユーザー企業の予想を超えて高額になることがある。エグレス料金が高額になると、クラウドサービスに移行させたシステムをオンプレミスインフラに戻す「脱クラウド」をせざるを得なくなる可能性がある。こうした事態を防ぐには、どうすればよいのか。
エグレス料金がどの程度の水準になったら、クラウドサービスへのデータ保存が経済的ではないと言えるのか。その判断は、システムの種類や扱うデータの価値に左右される。データをクラウドサービスからオンプレミスシステムに戻す場合には、エグレス料金だけではなく、移行に伴う各種コストが掛かることを忘れてはならない。
クラウド管理ツールの改善が進み、データ分析機能が充実しつつある。ただしエグレス料金の分析や予測は、まだ容易ではない。
ユーザー企業のCIO(最高情報責任者)は、エグレス料金を抑えるために何をすればよいのか。コンサルティング企業/国際会計事務所KPMGで、クラウドトランスフォーメーション部門の責任者を務めるエイドリアン・ブラッドリー氏は、そのためには以下の3つの措置があると助言する。
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