クラウドサービスから外部へのデータ転送に掛かる「エグレス料金」が高額になると、クラウドサービスを使い続けることが難しくなる。エグレス料金の高騰を抑えて「脱クラウド」を防ぐために気を付けるべきこととは。
クラウドサービスから外部のインフラにデータを転送する際の「エグレス料金」は、ユーザー企業の予想を超えて高額になることがある。エグレス料金が高額になると、クラウドサービスに移行させたシステムをオンプレミスインフラに戻す「脱クラウド」をせざるを得なくなる可能性がある。こうした事態を防ぐには、どうすればよいのか。
エグレス料金がどの程度の水準になったら、クラウドサービスへのデータ保存が経済的ではないと言えるのか。その判断は、システムの種類や扱うデータの価値に左右される。データをクラウドサービスからオンプレミスシステムに戻す場合には、エグレス料金だけではなく、移行に伴う各種コストが掛かることを忘れてはならない。
クラウド管理ツールの改善が進み、データ分析機能が充実しつつある。ただしエグレス料金の分析や予測は、まだ容易ではない。
ユーザー企業のCIO(最高情報責任者)は、エグレス料金を抑えるために何をすればよいのか。コンサルティング企業/国際会計事務所KPMGで、クラウドトランスフォーメーション部門の責任者を務めるエイドリアン・ブラッドリー氏は、そのためには以下の3つの措置があると助言する。
米国TechTargetが運営する英国Computer Weeklyの豊富な記事の中から、海外企業のIT製品導入事例や業種別のIT活用トレンドを厳選してお届けします。
SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...
SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。
「Fortnite」を活用 朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...