ハイブリッドワークへの移行により、コラボレーションツールやWeb会議ツールの利用が広がった。これらの分野で新たに浮上しつつあるトレンドとは。
米TechTargetと英Computer Weeklyが共同で実施したIT投資の優先度調査「IT Priorities 2023」によると、2023年度のIT投資において、ユニファイドコミュニケーション(UC)とコラボレーションは、影響度の減少が予測される分野の一つだった。一方で39%のIT意思決定者は、自社のサイバーセキュリティ対策の改善に向けて、事業部門のチームと、部門横断的なチーム間のコラボレーションとコミュニケーションを向上させる計画だと回答した。
IT Priorities 2023によれば、UCとコラボレーションの分野における投資計画として企業が最も重視しているのは、チャットやメッセージング、コンテンツ共有などを含むチームコラボレーションだった。それに続いた項目は以下の通りだ。
UCツールやUCaaS(Unified Communication as a Service)に実装してほしい機能として、IT意思決定者の70%がチャットやメッセージング、コンテンツ共有を含むチームコラボレーション機能を挙げ、64%がWeb会議を挙げた。25%がCPaaSまたは音声・ビデオ機能と、API機能を挙げ、23%がCCaaSを挙げた。
2023年度におけるUCの主要トレンドとして、同調査では以下5つの項目が浮上した。
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