Windows 11を利用していてどうにも修復できない問題が発生した場合、どうすればいいのか。最終手段として選択できる方法と、その方法が失敗した場合の対策を紹介する。
PCを使用していると、どのような対策を試しても修復できない問題が発生することがある。それはMicrosoftのクライアントOS「Windows 11」でも起きる。そのときに実行できる最終手段を紹介しよう。ただし最終手段を実行する場合は、それに失敗した場合にどうすればよいのかも考えておく必要がある。
Windows 11の問題を修復する最後の手段は、工場出荷時と同じ状態に戻す「リセット」(初期化)を実行することだ。リセットすると、そのPCのユーザーが実施したあらゆる設定やカスタマイズ、さらにはユーザーがインストールしたアプリケーションも消える。
リセットは簡単に実行できる。ただし実行前には幾つか確認すべき点がある。まずバックアップだ。Windows 11のシステム全体を丸ごとバックアップする「イメージバックアップ」を作成し、復元する方法を用意しておこう。
Paramount Software UKの「Macrium Reflect」などのバックアップツールを使うと、「レスキューメディア」をUSBメモリやDVDに作成できる。レスキューメディアとはPCを起動するためのデータ、あるいはそれを保管する記録媒体のことだ。リセットで何か問題が発生した場合、レスキューメディアを使ってPCをリセット前の状態に戻せる。
第2回は、Windows 11でリセットが必要になる2つの事態を紹介する。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
クラウド移行する企業が増え、この流れは加速することが想定されるが、一方でオンプレミスは現在も活用されている。このハイブリッド環境ではデータが分散するため、セキュリティの観点から統合的に可視化することが求められる。
自治体が抱えているITインフラの課題は多岐にわたる。例えばMicrosoft 365を安全に利用したい、業務の効率化や庁内・住民サービスの向上に生成AIを安全に活用したいなどの悩みは、どのようにして解決すればよいだろうか。
多くの企業で業務にブラウザを用いるケースが増えている。ブラウザの運用管理に関する作業の生産性とセキュリティを向上させるためには、ブラウザ上で利用する複数のリソースなどを一元管理することが重要だ。
2006年に金融商品取引法にて規定された内部統制報告制度(J-SOX)では、「ITへの対応」が構成要素となっているが、IT統制の評価プロセスは工数がかかり、業務負担や監査コストが課題となっている。これらを解決する2つのアプローチとは?
企業のActive Directory(AD)にアクセスするためのパスワードが攻撃者の手に渡ると、ポリシー変更や権限昇格のリスクが発生する。だが実際は、使いまわしや共有など、パスワードのずさんな管理も目立つ。これを解決するには?
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。