Windows 11の「よくあるトラブル」を自動で解消する“便利ツール”の使い方Windows 11のトラブルシューティング6選【第4回】

「Windows 11」搭載のPCを利用していると、解決しにくいトラブルに見舞われることがある。問題を解決する方法の一つとして、Windows 11のトラブルシューティング機能を試してみよう。

2023年09月25日 05時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]

関連キーワード

Windows 11 | Windows 10 | OS | 運用管理


 MicrosoftのクライアントOS「Windows 11」を利用していると、なかなか解決できない問題が生じることがある。そうした場合は基本となるトラブルシューティングを一つ一つ試してみよう。本稿は一連のトラブルシューティングのうち、4つ目としてWindows 11が備えるトラブルシューティング機能を紹介する。

「Windows 11」のトラブルシューティングその4:自動解決

 システムファイルの整合性を検証するコマンドラインツール「システムファイルチェッカー」(SFC:System File Checker)を試しても問題が解決しない場合は、トラブルシューティングツールを実行しよう。Windows 11は、さまざまなシステムの問題を自動的に修正するトラブルシューティングツールを組み込んでいる。

 Windows 11のトラブルシューティングツールにアクセスする手順は以下の通りだ。

  • スタートメニューから「設定」アイコンをクリックする
  • 設定画面が開いたら、「システム」タブを選択する
  • 表示されたリストをスクロールして、「トラブルシューティング」をクリックする

 トラブルシューティング画面には、Windows 11の基本的なトラブルシューティングの選択肢が表示される。通常は「その他のトラブルシューティングツール」をクリックする。これで自動トラブルシューティングのリストが表示される。

 リストをスクロールして、PCに起きている問題に最も近いと考えられるものを見つけよう。対象の項目を見つけて「実行する」をクリックすると、そのトラブルシューティングのプロセスが起動する。各トラブルシューティングそれぞれの動作は多少異なるが、通常はウィザード(対話形式による操作)のインタフェースを使用しており、自動で診断と修復を実施する。


 第5回は、Windows 11のシステムを特定時点に復元する方法を紹介する。

TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス

米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...

news025.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news014.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。