「Windows 11」搭載のPCを利用していると、解決しにくいトラブルに見舞われることがある。問題を解決する方法の一つとして、Windows 11のトラブルシューティング機能を試してみよう。
MicrosoftのクライアントOS「Windows 11」を利用していると、なかなか解決できない問題が生じることがある。そうした場合は基本となるトラブルシューティングを一つ一つ試してみよう。本稿は一連のトラブルシューティングのうち、4つ目としてWindows 11が備えるトラブルシューティング機能を紹介する。
システムファイルの整合性を検証するコマンドラインツール「システムファイルチェッカー」(SFC:System File Checker)を試しても問題が解決しない場合は、トラブルシューティングツールを実行しよう。Windows 11は、さまざまなシステムの問題を自動的に修正するトラブルシューティングツールを組み込んでいる。
Windows 11のトラブルシューティングツールにアクセスする手順は以下の通りだ。
トラブルシューティング画面には、Windows 11の基本的なトラブルシューティングの選択肢が表示される。通常は「その他のトラブルシューティングツール」をクリックする。これで自動トラブルシューティングのリストが表示される。
リストをスクロールして、PCに起きている問題に最も近いと考えられるものを見つけよう。対象の項目を見つけて「実行する」をクリックすると、そのトラブルシューティングのプロセスが起動する。各トラブルシューティングそれぞれの動作は多少異なるが、通常はウィザード(対話形式による操作)のインタフェースを使用しており、自動で診断と修復を実施する。
第5回は、Windows 11のシステムを特定時点に復元する方法を紹介する。
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