オープンソースライセンスのERPパッケージが注目されています。どのような製品があり、ユーザー企業はどのようなメリットが得られるのか。選択の視点を考えてみました。
オープンソースライセンスで提供されるERPパッケージの選択肢が増えてきました。Linux、MySQLに代表されるオープンソースライセンスのOSやデータベース、ミドルウェアは企業の情報システムの中で既に大きな存在感を持っています。オープンソースERPも同様に企業で幅広く使われるようになるのでしょうか。
「サービス業」「電子機器メーカー」「専門商社」。オープンソースERPの「Compiere」の日本語ページには日本企業の導入事例が並びます。Compiereは米Compiere(2010年6月に米Consonaに買収された)が開発するERPで、1999年からソースコードが提供されています。世界での導入は1000件以上といいます。機能としては顧客管理、販売管理、仕入購買管理、在庫管理、財務会計、実績分析、プロジェクト管理を持ち、一般的な商用ERPと大きくは変わりません。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
「TikTok禁止」は結局、誰得? どうするトランプ氏――2025年のSNS大予測(TikTok編)
米国での存続を巡る議論が続く一方で、アプリ内ショッピングやAI機能の拡大など、TikTok...
ネットの口コミを参考に8割超が商品を購入 最も参考にした口コミの掲載先は?
ホットリンクは、口コミ投稿の経験や購買への影響を調査した結果を発表した。
「生成AIの普及でSEOはオワコン」説は本当か?
生成AIの普及によりSEOが「オワコン」化するという言説を頻繁に耳にするようになりました...