2012年04月17日 09時00分 UPDATE
特集/連載

変化するBIツールに必要な条件【後編】米小売業のBI刷新、新ツールに求めた“データ発見+α”

BIツールの刷新を決めた米小売業のThe Paradies Shops。「これまで何時間もかかっていた処理が数秒に短縮される」と同社CIOが断言するBIツールの選定理由とは。

[Nicole Laskowski,TechTarget]

 前編「米小売業が10年利用したBIの刷新を決断したわけ」で紹介したThe Paradies Shops(以下、Paradies)だけが、負荷の高いビジネスインテリジェンス(BI)製品に変わるツールを求めているわけではない。米調査会社Gartnerが2011年に発表した「Magic Quadrant for Business Intelligence Platforms」(BIプラットフォームに関する調査)によると、2010年のBIプラットフォーム市場では、柔軟性と直感的な操作を売り物にするツールと、標準と見なされる管理機能に定評があるツールの間での綱引きが見られた。

 同資料によると、「このリポートのために実施した調査で、初めて“使いやすさ”が“機能性”をしのぎ、BIプラットフォームの最大の購買基準になった。主張が強くて注文が厳しく、影響力の強い業務部門が、ますます購入の判断を左右するようになっていて、IT部門の同意のあるなしにかかわらず、従来のBIプラットフォームよりも使いやすいデータ発見ツールが選ばれるケースが最も多い」という。

 しかし、Paradiesのトニー・ドゥデクCIOは、「データ発見ツールを実装すれば、データ探索はすぐに実行できるが、データの収集やメタデータの作成はできない」と指摘する。

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