システム全体の電力コストを抑えるには、サーバやルータといったIT機器だけではなく、データセンターの空調を含めた幅広い要素の省電力化が必要となる。本稿は、消費電力削減に役立つ製品/サービスをピックアップした。
IT機器の中核要素であるサーバ。その消費電力を下げる最も素朴な解決策は、低消費電力プロセッサなどの省電力技術を搭載したサーバの導入だ。より電力消費の少ないサーバを導入することで、稼働時の消費電力を抑制できる。
システム全体の電力使用量を可視化する「電力管理ソフトウェア」を導入し、消費電力を正確に把握することも重要だ。可視化だけでなく、事前設定したルールに基づき、サーバやクライアントPCを自動的にシャットダウンする機能を備えた電力管理ソフトウェアもある。
サーバ統合を進めてサーバの物理台数を減らせば、電力消費量を削減できる。その有力な手段となるのがサーバ仮想化製品だ。サーバ仮想化製品を導入すると、複数の仮想サーバを1台の物理サーバで稼働できるので、物理サーバの削減が期待できる。
機器冷却に掛かるコストは業務システムの電力消費量の3分の1以上を占めるといわれる。この冷却方法を見直すことも消費電力削減の鍵となる。高効率の冷却装置や外気冷房といった冷却技術の活用は、その代表例だ。システムにほとんど手を加えることなく、消費電力を削減できることは大きい。
それぞれの製品の詳細については、TechTargetジャパンの関連記事を参照いただきたい。
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