ユーザーの反応はさまざま――Windows 8.1「スタートボタン」復活週間記事ランキング

大幅に変わったUIに戸惑う声も大きかったWindows 8。バージョンアップで登場する8.1は、ユーザーの新たな困惑の種となるのか。直近1週間の人気コンテンツをランキング形式で紹介します。

2013年06月28日 17時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 今週最も多く読まれた記事は、「Windows 8.1『スタート』復活にユーザーの反応は」でした。

 米Microsoftは2013年6月末、Windows 8.1、コードネーム「Windows Blue」のプレビューサイトを公開しました。Windows 8は、多くのユーザーが慣れ親しんできたユーザーインタフェース(UI)を変更しました。スタートボタンの廃止もその1つです。何世代変わろうとも不変と思っていた機能やボタンがなくなると、とたんに不安になる。この心理は、洋の東西を問わないもののようです。

 ユーザーの戸惑いを受けて米Microsoftは、従来型とは違いますがWindows 8.1で「スタートボタン」を復活させました。しかし、Windows 8.1で見えてきたMicrosoftの新しい戦略は、多くのユーザーに別の困惑を生んでいます。

 それは、「バージョンアップサイクル短期化計画の実行」です。記事の筆者は、「大企業の中にはこれからようやくWindows 8にアップグレードしようかというところが何社もある」というアナリストのコメントを紹介していますが、まだXPのままという企業ユーザーもいることをお忘れなく、といいたくなります。移行を済ませた先に、そんな短期サイクルでのバージョンアップの世界が待っているのかと思うと気が重い担当者もいるのではないでしょうか。いずれにせよ、UIの違和感だけでなく、この問題への対応策もTechTargetジャパンでは逐次追いかけていきたいと思います。

 この記事の他、3位「得か損か、意見分かれる『Office 365』の定額課金」、5位「Windows 8は、まずセキュリティ機能をチェックせよ」と今週はMicrosoft製品にまつわる記事が上位にランクインしています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...