今週最も多く読まれた記事は、「Windows 8.1『スタート』復活にユーザーの反応は」でした。
米Microsoftは2013年6月末、Windows 8.1、コードネーム「Windows Blue」のプレビューサイトを公開しました。Windows 8は、多くのユーザーが慣れ親しんできたユーザーインタフェース(UI)を変更しました。スタートボタンの廃止もその1つです。何世代変わろうとも不変と思っていた機能やボタンがなくなると、とたんに不安になる。この心理は、洋の東西を問わないもののようです。
ユーザーの戸惑いを受けて米Microsoftは、従来型とは違いますがWindows 8.1で「スタートボタン」を復活させました。しかし、Windows 8.1で見えてきたMicrosoftの新しい戦略は、多くのユーザーに別の困惑を生んでいます。
それは、「バージョンアップサイクル短期化計画の実行」です。記事の筆者は、「大企業の中にはこれからようやくWindows 8にアップグレードしようかというところが何社もある」というアナリストのコメントを紹介していますが、まだXPのままという企業ユーザーもいることをお忘れなく、といいたくなります。移行を済ませた先に、そんな短期サイクルでのバージョンアップの世界が待っているのかと思うと気が重い担当者もいるのではないでしょうか。いずれにせよ、UIの違和感だけでなく、この問題への対応策もTechTargetジャパンでは逐次追いかけていきたいと思います。
この記事の他、3位「得か損か、意見分かれる『Office 365』の定額課金」、5位「Windows 8は、まずセキュリティ機能をチェックせよ」と今週はMicrosoft製品にまつわる記事が上位にランクインしています。
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