「Google Glass」は最強の便利端末か? それともプライバシー侵害装置か?インタフェースの大半がウェアラブル端末に?

Google Glassなどのウェアラブル端末には、プライバシー侵害など懸念も少なくない。だがその機能や特徴を生かそうと、業務利用を見据えたアプリ開発は確実に活発化している。

2014年02月13日 08時00分 公開
[Mike Jude,TechTarget]

 米Googleが製品化を進めているメガネ型ウェアラブル端末「Google Glass」は、目の前の光景をいつでも撮影できることから、「ソーシャルなやりとりを楽しむ新たなデバイス」として注目を集めている。実際のところ、Googleがこの端末を開発する狙いは、地域情報検索市場における優位性の拡大にある。つまり、Google Glassを「位置情報を活用したターゲティング広告を配信する手段」にしたい、というわけだ。

 一方、Google GlassはQRコードも目で見て読み取れるため、QRコードを使って製品情報を提供したりセール情報を知らせたりなど、小売店の販売促進にも活用できる。Google Glassをはじめとする、人の視野に情報を写す「ヘッドアップディスプレー(HUD)」は、「日常のあらゆる行動にデータを統合する方法」として、もっとはるかに重要な存在となるかもしれない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...