CIAが“あえて空気を読まずに”クラウド移行を進める理由企業の不安をよそにAWSを採用

クラウドではセキュリティ侵害が懸念されているが、一方でクラウドに移行する政府機関や民間企業は増加の一途をたどり、CIAもAWSクラウドへの移行と投資に踏み切った。そこから何が読み取れるのか。

2014年09月26日 08時00分 公開
[Jeff Kaplan,TechTarget]

 クラウドサービスのセキュリティに関する議論が続く中、米中央情報局(CIA)は、ビッグデータやグローバルインテリジェンス(諜報)のニーズ増大に対応するため、米Amazon Web Services(AWS)のクラウドサービスに約6億ドルを投資することを公式に認めている。

 最近では米Appleの「iCloud」で多くのハリウッドセレブの個人アカウントからヌード写真が流出し、クラウドをめぐる新たなスキャンダルとして大騒ぎになった。だが、クラウドに移行する政府機関や民間企業は増える一方だ。

政府による監視は怖いがクラウド移行は止められない

ITmedia マーケティング新着記事

news061.png

高齢男性はレジ待ちが苦手、女性は待たないためにアプリを活用――アイリッジ調査
実店舗を持つ企業が「アプリでどのようなユーザー体験を提供すべきか」を考えるヒントが...

news193.jpg

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...