私物スマホに2つのOS環境構築も、「コンテナ化」が情報流出防止に役立つ理由3種の方法を解説

従業員が私物のモバイル端末を業務で使う機会が増えた今、自社の機密情報の漏えいを防ぐためにIT部門が知っておくべきモバイル管理の手法を解説する。

2015年03月23日 08時00分 公開
[Robert SheldonTechTarget]

 セキュリティ上の理由から、IT部門は、ビジネスプロセスがモバイル端末上の個人的なデータと異なる環境に存在することを好む。それを実現できるのが「コンテナ化」だ。

 企業環境へのモバイル端末の流入が継続している状況を受けて、管理者はコンテナ化を進めることでエンドポイントのセキュリティを確保して企業のリソースを保護しようとしている。

 コンテナ化とは、企業と個人のアプリ/データを分離する一連の機能を指す。コンテナ化の実装に使用する技術には、暗号化や認証などの仕組みが関与する。このような仕組みにより、機密情報禁止領域に機密情報が流入しないようにしている。ほとんどの場合、禁止領域とはコンテナに含まれない個人の環境のことを指している。

デュアルペルソナによるコンテナ化

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