社内に増え続ける無線デバイスだが、知らないうちにパフォーマンスが落ちているかもしれない。その前にIT部門ができる対策とは。
モバイルデバイスが企業のネットワークで急速に増加している状況を受けて、企業はその増加に対応すべく無線ネットワークのアップグレードを検討するかもしれない。だが、無線ネットワークのアップグレードを成功させるには、無線ネットワークのアーキテクチャだけでなく、有線ネットワークへの影響も慎重に考えなければならない。
新しく増えたデバイスの影響で無線ネットワークのパフォーマンスが低下し始めた場合、IT部門の責任者に全社から不満が寄せられることになるだろう。ほとんどのユーザーにとって仕事をする上で、モバイルデバイスを無線ネットワークで接続できることは非常に重要だ。そのため、無線ネットワークのアップグレードは、IT部門の責任者が細心の注意を払って、かじ取りと戦略的な管理をする価値のある作業だ。
本稿では、将来に目線を向け、自社のモバイルネットワークを無線LANの標準規格である「IEEE 802.11ac(以降、802.11ac)」対応にアップグレードするだけではなく、802.11acの寿命がくるまで、ネットワークを最適な状態で運用し続けるための幾つかの手順を紹介する。
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