多くの企業がモバイルアプリケーションの開発、準備、管理にDevOpsを利用するようになっている。モバイルDevOpsは楽観視されがちだが、幾つかの大きな課題がある。
DevOpsは、企業のIT部門、特にデータセンターにおける既存の価値基準を破壊するトレンドだ。エンタープライズモビリティが普及するにつれて、アプリケーションの開発や管理プロセスの改善にDevOpsを利用する企業が増えている。前編「気まぐれユーザーを満足させるモバイルアプリ開発、肝は“DevOps”」に続き、モバイルDevOpsの現状を整理する。モバイルDevOpsは楽観視されがちだが、幾つかの大きな課題がある。
1つはビジネス部門からの賛同だ。モバイルDevOpsが解決できる問題には、まだ具現化されていないものもあり、その価値を証明することは容易でない。バックエンドサービスの需要増加は、その一例だ。
ITオートメーションソフトウェアベンダーの米Puppet Labsでテクニカルマーケティングマネジャーを務めるカール・カウム氏は「DevOpsはツールでない。買うことはできず、借りることもできない。企業自体が受け入れなければならない」と語る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
博報堂が提唱 AIエージェントとの対話を起点とした新たな購買行動モデル「DREAM」とは?
博報堂買物研究所が2025年の購買体験を予測する「買物フォーキャスト2025」を発表し、AI...
B2B企業の約6割が2025年度のWeb広告予算を「増やす予定」と回答
キーワードマーケティングは、2025年度のマーケティング予算策定に関与しているB2B企業の...
生成AIの利用、学生は全体の3倍以上 使い道は?
インテージは、生成AIの利用実態を明らかにするための複合的調査を実施し、結果を公表した。