「マイナンバー制度」と「ストレスチェック義務化」を賢く乗り切る秘訣とは中堅・中小企業を先手必勝へと導く「一歩進んだIT活用」を学ぶ【第2回】(1/2 ページ)

「マイナンバー制度」と「ストレスチェック義務化」は、新たな法制度に伴う重要な“不可避のIT投資”だ。いずれも2015年中に対応を済ませておく必要がある。企業はどう取り組むべきだろうか。

2015年06月26日 12時00分 公開
[岩上由高ノークリサーチ]

関連キーワード

IT投資 | 経営 | SMB


内閣官房のマイナンバー公式ページ《クリックで拡大》

 2014年には消費税率改正や「Windows XP」サポート終了といったように中堅・中小企業にとっても避けることのできないIT投資が相次いだ。

 実は2015年にもこうした“不可避のIT投資”が控えている。まずは2015年7月15日と間近に迫った「Windows Server 2003」のサポート終了だ。だが、これについては既に多くの中堅・中小企業が対応を済ませている。

 一方、2015年には新たな法制度に伴う重要な“不可避のIT投資”がある。「マイナンバー制度」と「ストレスチェック義務化」だ。今回はこの2つの新たな法制度にどう取り組むべきかについて考えていく。

マイナンバー制度とストレスチェック義務化とは何か?

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news159.jpg

記事閲読行動というインテントデータの活用 スマートニュースのデータクリーンルームでできること
電通と電通デジタルはスマートニュースと共同でデータクリーンルーム「SmartNews Ads Dat...

news028.jpg

ファイザーのコンテンツサプライチェーン変革 “コロナ禍で世界を救った”経験はどう生かされたのか?
新型コロナウイルスワクチンをいち早く完成させた製薬会社は、コンテンツサプライチェー...

news167.jpg

企業の生成AI活用 なぜ日本は米国に追い抜かれたのか?
PwC Japanグループは日米両国で実施した「生成AIに関する実態調査」を基に、日本企業と米...