オンラインストレージ同期サービスはセキュリティ担当者にとって“悪者”ではなく“味方”だった? 2015年上半期に公開した、セキュリティ関連の記事ランキングを紹介します。
期間中(2015年1月〜6月)に掲載した記事について、同期間中のページビュー上位10記事をピックアップしました。ページビューの計測対象は、TechTargetジャパンの主要読者であるユーザー企業/組織の読者です(ベンダーをはじめとするIT系業種や無職、学生の読者のページビューは除外しています)。
2015年上半期(1月〜6月)にTechTargetジャパンの専門メディア「セキュリティ」で取り上げた記事のうち、期間中に多くの閲覧数を記録した上位10本を上に示しました。1位に「Googleドライブ」、2位に「Dropbox」と、オンラインストレージ同期サービスとセキュリティとの関係に言及した記事が1位、2位を占めました。
1位の「無駄なウイルス対策より『Googleドライブ』を使え――セキュリティ専門家」では、Googleドライブなどのオンラインサービスにデータを保存することは、「オンプレミスのデータストレージにデータを保存するよりもずっと安全だ」だというセキュリティ専門家の主張を紹介。その他、人の心理的な隙を突いて情報を引き出したり、攻撃成功につながる行動をさせたりする「ソーシャルエンジニアリング」の対策を説明しています。前編「ニセIT部門からの『パスワード教えて詐欺』が危険 だまされないためには?」と併せてご覧ください。
コンシューマー向けのオンラインストレージ同期サービスは、従業員がIT部門や会社の管理下にないIT製品/サービスを勝手に業務利用する「シャドーIT」対策ではやり玉に挙げられがちです。セキュリティの懸念から、シャドーITを徹底的に禁止したいと考える企業も少なくありません。2位の「Dropbox無断利用を止める最善策は『禁止しないこと』」では、企業はシャドーITの排除に乗り出す前に、シャドーITが発生する原因に向き合うべきだと指摘。従業員のDropboxの利用を禁止せず、同様の機能を備えた独自システムを構築してシャドーITに対処した、米金融サービス会社Western Unionの取り組みを紹介しています。
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