代表的なERPパッケージである「SAP ERP」を「Amazon Web Services(AWS)」で稼働させる企業が増えている。2社の導入事例から基幹システムをクラウド環境で構築するメリットを明らかにする。
多くの企業で基幹業務を担っているERPシステムを、従来のオンプレミスからクラウドへと移行する事例が増えている。基幹システムのクラウド化については、懸念や不安の声もある一方で、どのようなメリットが考えられるのだろうか。
本稿では、代表的なERPパッケージである「SAP ERP」を「Amazon Web Services(AWS)」で稼働させた2社の事例を基に、導入の背景、比較検討のポイント、本番稼働から得られたノウハウなどを紹介する。
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