成熟へと向かう「ハイパーコンバージドインフラ」、“鉄板”製品の選び方は?自社の環境に適した製品を選ぶコツを紹介

ハイパーコンバージド市場が競合ベンダーの製品によって膨らんだ結果、ハイパーコンバージドシステムの選定が困難になっている。選定に欠かせない条件を紹介する。

2015年12月07日 15時00分 公開
[Jeff KatoTechTarget]

 ハイパーコンバージドインフラは、ここ数年で一気に普及が進んでいる。今やハイパーコンバージドインフラ製品を提供しているベンダーよりも、提供していないベンダーの方が少ないという段階に達している。

 ハイパーコンバージド市場が成熟するにつれ、ベンダーは他社との差別化を図るために、製品に新たな特徴を持たせようとしている。この動きは成熟している市場において自然なことである。また、各企業のIT部門は、自社のニーズにとって最も重要な機能を優先せざるを得なくなっている。だが、どんな製品を選択するにしても、その製品が必要不可欠な要件を全て満たしていることが条件となる。前編「『ハイパーコンバージドインフラ』選びで外せない5つの条件」に続き、ハイパーコンバージドインフラの選定で検討すべき事項を紹介する。

選定で外せない重要な5要素

  • モジュールのスケーラビリティ
  • 直線的に上昇するパフォーマンス
  • 仮想マシン(VM)中心の使いやすさ
  • シームレスなアップグレードとテクノロジーの更新
  • 単一のサポート

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