『ハーバード・ビジネス・レビュー』Webサイトを立て直した技術者たちウォーターフォール型からアジャイル型へ

米誌Harvard Business Reviewは、Webサイトを作りなおすときにウォーターフォール型からアジャイル型へ開発のアプローチを変更した。変更したときどのような課題があったのだろうか。

2015年12月16日 15時00分 公開
[Francesca SalesTechTarget]
Gilbane Conferenceの公式Webサイト《クリックで拡大》

 「Webサイトを数年ごとに作り直す必要などはない」という話があるが、米誌Harvard Business Review(HBR)のITチームの考えは違う。2015年12月上旬に米ボストンで開催されたカンファレンス「Gilbane Conference」において、HBRのIT担当役員ケビン・ニューマン氏は、「2009年に刷新したWebサイトが2013年にはもう陳腐化していた」と聴衆に語りかけた。モバイルユーザーが増加した結果、HBR読者の消費習慣が変化し、Webサイトの広告主のニーズが変わってきたからだ。

 「われわれはより迅速に多くのことに順応し、プロジェクトに対応できるプラットフォームとフレームワークを必要としていた」と同氏は言う。

ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

次世代生成AIで優位に立つのはMeta? Google? それともマスク氏のあの会社?
生成AI時代において、データは新たな金と言える。より人間らしい反応ができるようになる...

news183.jpg

GoogleからTikTokへ 「検索」の主役が交代する日(無料eBook)
若年層はGoogle検索ではなくTikTokやInstagramを使って商品を探す傾向が強まっているとい...

news160.jpg

B2B企業の市場開拓で検討すべきプロセスを定義 デジタルマーケティング研究機構がモデル公開
日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構は、B2B企業が新製品やサービ...