「Apple vs. FBI」で起こり得るプライバシー懸念にCIOが震えているサンバーナーディーノ銃乱射事件の行方(1/2 ページ)

サンバーナーディーノ事件で、問題となっている「iPhone」のロック解除。この問題は、Appleだけで無く、多くの企業に影響がある場合がある。

2016年03月02日 08時00分 公開
[Jason SparapaniTechTarget]
Appleが公開したiPhoneのロック解除の反対表明《クリックで拡大》

 最近、最も驚いたことは何だろう。米連邦裁判所がAppleに対し、2015年12月に発生し米連邦捜査局(FBI)が調査しているサンバーナーディーノ銃乱射事件の犯人の1人が使用していたAppleのスマートフォン「iPhone」のロック解除に協力するよう命じたことか。あるいはAppleのCEO ティム・クック氏がそのロック解除の反対を明言した顧客への公開書簡か。それとも、プライベートデータへのアクセスに関する政府とシリコンバレーの長期にわたる戦いの最新の出来事についてか。

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...