2016年04月18日 08時00分 公開
特集/連載

「HDD暗号化」の“不都合な真実” 初期パスワードでデータが“丸見え”?「自己暗号化ディスク」は企業にとって最適な選択か

データを自ら暗号化するHDDである「自己暗号化ドライブ」(SED)の導入で、企業のセキュリティは向上する。だがSEDにもリスクはある。本稿ではSEDの導入に当たって必要な知識を紹介する。

[Michael Cobb,TechTarget]
SED SEDに思わぬリスクが

 データの書き込み時に自動的に暗号化をするHD「自己暗号化ドライブ(SED)」を使うと、データ流出の問題を解決できるといわれている。だがSEDが原因で発生する問題も少なくない。本稿では、SEDの潜在的な脅威と企業の事例を紹介する。

 情報セキュリティの鍵は、機密データを暗号化して、企業情報の機密性を保証することにある。だが、ほとんどのエンドユーザーは暗号化の適用を難しく感じている。また企業の管理者は、全従業員のデバイスに暗号化ポリシーを強制するのに苦労していることが少なくない。SEDは、エンドユーザーが意識しない形で保存する全データを常に暗号化できる。そのため暗号化に関する問題の潜在的な解決策となる。

明るみに出たSEDのリスク

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