タブレット端末の普及により、クラウド型電子カルテが広く使われ始めている。このように「いつでも」「どこでも」「誰でも」という3つの条件をクリアしたシステムが、在宅医療では普及するかもしれない。
在宅医療におけるICT化は、タブレット端末が普及するまでは、ノートPCに電子カルテを搭載し、患者宅や車内で入力作業をするケースが一般的でした。「電子カルテで閲覧したい患者さんのカルテデータを抜き出す方法」か「リモートで診療所のサーバにアクセスする方法」のどちらかでした。
2010年の医療分野のクラウド解禁、タブレット端末の普及により、在宅医療のICT化は「タブレット端末でクラウドサーバにアクセスする方法」に変わりつつあります。近年では、クラウド技術を活用し、インターネット経由でどこでも電子カルテを利用できる「クラウド型電子カルテ」が増加傾向にあります。
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