「当社は真のオムニチャネル展開を果たしている」と豪語するCIOの人材登用・教育論、そしてオムニチャネル戦略を聞いた。
業務システムを自前で構築するか、外部にアウトソーシングするか。どちらにもそれぞれ利点があるが、その選択の決め手となる要因は、カスタマイズの程度、システムイメージの更新作業の難易度、そして(システムの保守に)必要なITスタッフの人数だ。
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リテール(小売)も手掛ける紳士服ブランド、Charles TyrwhittのCIO(最高情報責任者)に、自社で構築した機能満載のEコマースシステムから、SaaSの「Demandware」へ移行した経緯を聞いた。
同社は社内用のERPシステムを刷新した後、2014年にWebプラットフォームの改善に着手した。Demandwareと「SAP Hybris」を比較検討し、結果としてDemandwareに決めた。アパレルショップでの採用実績が既に多数あったからだ。
新しいEコマースプラットフォームの運用を2016年1月から開始した。このとき同社ブランドの主要分野を一気に移行させた。そのプロセスが何の支障もなく順調に完了したため、同社スタッフは「Webプラットフォームの刷新作業ではまず聞いたことがない」と言って驚いていたと、ケリー氏は明かしてくれた。
「以前のシステムはMicrosoft製品をベースとしていた。プラットフォームをDemandwareへ移行させると決めて社員にそれを告知したところ、Microsoft製品に特化していた開発者が何人も退職していった」とケリー氏は語る。
ケリー氏がCharles Tyrwhittに入社したのは4年前だが、その当時IT部門はわずか15人のチームだった。そこで人材育成と部門の拡大に注力した結果、ケリー氏は「望ましい人材を採用するのは難しい」ことを悟った。
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