「ハングアウト」はどこにいく? Googleの新サービス「Allo」と「Duo」とは機能統合の流れから一変

新しいコミュニケーションアプリケーションとして「Allo」と「Duo」を発表したGoogle。これをきっかけに、コミュニケーションサービスを消費者向けと企業向けに分ける可能性がある。

2016年07月21日 07時00分 公開
[Tsahi Levent-LeviTechTarget]
Googleハングアウトの公式Webページ《クリックで拡大》

 最近、Googleは2つの新しいアプリケーション「Allo」と「Duo」を発表した。Alloは人工知能を搭載したメッセージングアプリケーションだ。人工知能は、新しい仮想アシスタントツールの「Google Assistant」によって実現している。一方のDuoは、1対1のビデオ通話アプリケーションだ。

 「Google フォト」と「Google ハングアウト」を「Google+」と切り離し独立させることは、ハングアウトを小さな要素に分けることで、完了したといえるかもしれない。最近まで、Googleは全ての資産をGoogleハングアウトに統合すべく努力していた。電話関連サービス「Google Voice」とAndroidデバイスでのショートメッセージサービス(SMS)の送受信もGoogleハングアウトに移行していた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news121.jpg

「ファクトチェック廃止」の波紋 Metaにこれから起きること
Metaがファクトチェックの廃止など、コンテンツに関するいくつかの重要なルール変更を行...

news026.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年1月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...

news041.jpg

「非常時にピザ1枚無料」のデータがドミノ・ピザのマーケティングに生む好循環とは? CMOに聞く
2024年10月にDomino'sのチーフブランドオフィサーからエグゼクティブバイスプレジデント...