「Google ハングアウト」の密かな方向転換に気付いているか?「Allo」と「Duo」発表でみるGoogleの新戦略(1/2 ページ)

Googleは「Google I/O 2016」で「Allo」と「Duo」を発表した。だがメッセージングアプリケーションは、既に「ハングアウト」がある。この発表には、どのような意図があるのだろうか。

2016年06月23日 07時00分 公開
[Tsahi Levent-LeviTechTarget]
ハングアウトの公式Webページ《クリックで拡大》

 Googleのデベロッパー向けカンファレンス「Google I/O 2016」の基調講演で「Google ハングアウト」の言及はなかった。ハングアウトは、既に稼働していて、Googleも力を入れ開発者が改良に取り組んでいる。だがGoogle I/O 2016は、コンシューマー向けの発表が大半であり、ハングアウトは、今やエンタープライズ向けのアプリケーションとなった。

 Google I/O 2016まで、ハングアウトは、コンシューマー向けメッセージングと法人向け統合コミュニケーション(UC)の両面を持つアプリケーションだった。ハングアウトはMicrosoftのコンシューマー向け「Skype」と「Skype for Business」に似ている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       1|2 次のページへ

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ

「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...