人工知能(AI)ソフトウェアが普及すると人間の職が奪われるのではないかと懸念する声がある。だが、ある専門家はそうした影響は少なく、むしろ労働者にとって有益だという。
人工知能(AI)ソフトウェアはいよいよ目覚ましい進歩を示している。その一方で、雇用への影響を不安視する声もある。
一部のAIソフトウェアは、カスタマーサービスエージェントのような特定の仕事を自動化することを目的としているが、今後AI技術の汎用化が進めば、ブルーカラー、ホワイトカラーを問わず、現在人間が従事しているほとんどの仕事を自動化できるようになるという意見もある。
だが、Arria NLGの創業者の一人で、同社の最高戦略責任者を務めるマット・グールド氏は、AIの未来について何も恐れる必要はないと話す。同社は自然言語で書かれたビジネスレポートを生成するAIを開発しているソフトウェア会社だ。このインタビューで同氏は、多くの企業においてAIの導入が進めば、労働者が失うものより得るものの方がはるかに多くなると語った。
――AIソフトウェアは雇用にどのような影響を及ぼすでしょうか?
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