Microsoftの新しいコラボレーションアプリケーション「Microsoft Teams」は、人気が高い「Slack」の対抗馬となるだろう。
企業のグローバル化が進み、チームが各地に分散する現在、企業は仕事の進め方を見直さざるを得なくなっている。地理的に離れているチームの共同作業を効率化するには、デジタルコラボレーションを簡単にする新しいテクノロジーが必要だ。
各地に職場が散らばる現状に、テクノロジーとプロセスがまだ追い付いていない企業は多い。共同作業を可能にするためにコラボレーションアプリケーションを導入したものの、かえって業務の支障になってしまっているケースも少なくない。本来の業務より、セキュリティの問題と格闘したり情報を一元化したりするのに時間がかかるようでは、コラボレーションアプリケーションを使う気がしなくなる。ユーザーのニーズを単独で全て満たすようなプラットフォームはなかなか見つからず、共同作業用とそれ以外の業務用に別々のアプリケーションを使うしかない場合もある。これまでは、利用するアプリケーションが増える手間がコラボレーションアプリケーションの成功を妨げていた。
新しいコラボレーションアプリケーション「Microsoft Teams」は、ユーザーのこうした苦痛を軽減し、「Office 365」といった他のMicrosoftのアプリケーションと簡単に連係できる。Microsoft Teamsを通じて、文書を共有してチャットすることができ、「Skype」でビデオ会議をすることもできる。これまでは、Microsoftのアプリケーションを多用しながらもコラボレーション用にはSlack Technologiesの「Slack」を採用する企業もあった。だが共同作業機能もチャット機能も1つの環境で提供するMicrosoft Teamsは、既存のコラボレーションアプリケーションを追い落とすことになるかもしれない。
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