人間の仕事が奪われてしまうのではないか――。そんな議論さえ起こるほど、「AI」(人工知能)関連技術は高度化が進み、その応用範囲は幅広い。AI技術に対する期待と不安は高まるばかりだが、企業の業務においてAI技術はどのような可能性を持っているのだろうか。
「ベンダーは製品開発において、常に顧客が必要とするものを考えなければいけない」と語るのは、IT企業や広告業界を中心にERP(統合業務)パッケージ製品を提供するビーブレイクシステムズの取締役で、営業部長兼関西支社長を務める高橋 明氏だ。例えば、クラウド化の流れはその1つだという。「システムにAI技術が必要だとはっきりと言うユーザー企業は少ないだろう。むしろベンダー側が、AI技術を使うことで、ユーザー企業の『業務を支援するこんな機能がほしい』という要望を実現できるのではないかと模索しているのが現状だ」と高橋氏は説明する。
AI技術によって、ERPはどのような進化を遂げる可能性があるのだろうか。
営業の「あるある課題」に挑むインサイドセールス3つの機能
売り上げ1000億円以上のエンタープライズクラスの企業に向けてもインサイドセールスは効...
ネトフリ「広告付きプラン」は誰得? 業界関係者の反応は……
広告モデルへの一部移行がうわさされるNetflix。新たなプランが増えることで視聴者と広告...
変革ビジョンはなぜ形骸化してしまうのか?――調査が明かした経営層と現場の社員のギャップ
掛け声ばかり勇ましくて実際の取組みは遅々として進まない――。DXに関して同じ悩みを抱...