コンバージドインフラやハイパーコンバージドインフラは多くの場合、1社のベンダーによって構築される。それに伴うベンダーロックインへの懸念はどの程度あるのだろうか。
コンバージドインフラの利用者はベンダーロックインを受け入れており、すぐに使えるターンキー製品や高度に自動化されたインフラストラクチャのおかげもあって、実際、大半のユーザー企業はベンダーロックインに悩まされていない――。
調査会社451 Researchは最近公開した調査報告書「Voice of the Enterprise: Servers and Converged Infrastructure(企業の声:サーバとコンバージドインフラストラクチャ)」において、そう指摘する。
451 ResearchでITインフラの調査マネジャーを務めるクリスチャン・ペリー氏によれば、ベンダーロックインの回避はここ3〜5年間で盛んに叫ばれているテーマだ。だが今回の調査によると、ユーザー企業はベンダーロックインをそれほど懸念していないようだ。製品が問題なく動作している場合は、特にその傾向が強い。
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