OpenStackのローカルストレージは、複数のオプションから選択できる。
例えば、ITチームは一般的に、演算処理ノードの起動を高速化するためにローカルドライブを利用するが、一時的なストレージを導入する選択肢もある。この種のストレージは、基本的にインスタンスが使う一時的なストレージで密接に連携している。管理者がそのインスタンスを削除すれば、ローカルに確保したインスタンスストレージも消滅する。
大規模なOpenStack構成の場合、複数のローカルストレージシステムを使うケースも多い。例えば非常に大規模なインスタンスのグループ向けには、高性能という理由で「NVMe」(NonVolatile Memory express)を選ぶかもしれない。これは必ずしも、高額なエンタープライズ向けストレージドライブを必要としない。
OpenStackのローカルストレージでは、主にSSDとHDDのどちらを採用するかで論議になる。一般に、経済的な価格のSSDは、HDDに比べて約1000倍のIOPS(1秒あたりの入出力回数)を発揮する。この性能の差は、管理者が需要を満たさなければならないインスタンスの数が多いコンテナでは特に重要だ。
OpenStackのローカルストレージにSSDを使うデメリットは、SSDの価格がHDDと比べてまだ高い点にある。半面、消費電力が少ないことは、そうした相対的な高価格を相殺する一助になる。特に、市販の安価なハードウェアをベースとして自前のシステムを構成する場合に当てはまる。
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