2025年、企業を待ち受けるネットワークの未来はつまらない? 4つのトレンド一様にシンプルで安価な方向へ

2025年、企業や団体にとってネットワークの未来とはどのようなものになるのだろうか。予測できる4つトレンドを紹介する。

2017年07月11日 05時00分 公開
[Craig MathiasTechTarget]
《クリックで拡大》

 ここ数年、Farpoint Groupでは、クライアントベースの典型調査を非公式に行ってきた。対象はメーカーとエンドユーザー企業で、質問は「2025年に、未来のネットワークはどのようになっているか」というシンプルな自由回答式のもの1つだけだ。

 ネットワークは1980年代初期に普及し始めた。それ以降、驚くほど多くの基本的なテクノロジー、プロトコル、構成が開発および導入されたことで、ネットワークは幾つもの紆余曲折を経てきた。今日のモバイル中心の無線LANがネットワークの末端を支配する現在、実質的にWi-Fiが全てのユーザーから好まれるアクセス方法であり続けるのは間違いないだろう。ただし、バックホールと相互接続については有線のイーサネット基盤が欠かせない。

 大幅に勢力を増している「IEEE 802.11ac Wave 2」も、2025年になれば少々古くなるだろう。ただし「IEEE 802.11ax」やその10Gbpsのスループットに完全に取って替わられることはなく、依然として使用されるだろう。ネットワークへのアクセス方法としては、引き続きWi-Fiが優位に立つだろう。これについては特に驚くことはない。

 しかしネットワークの未来を考えるにつれて、他の興味深い幾つかのトレンドがあることに気が付いた。それを以下に示す。

2025年のネットワークはどうなっているか

1.無線LANコントローラーの終わり

ITmedia マーケティング新着記事

news149.jpg

最も利用率の高いショート動画サービスはTikTokではない?
ADKマーケティング・ソリューションズは、ショート動画に関する調査結果を発表しました。

news131.jpg

古くて新しいMMM(マーケティングミックスモデリング)が今注目される理由
大手コスメブランドのEstee Lauder Companiesはブランドマーケティングとパフォーマンス...

news087.png

Yahoo!広告 検索広告、生成AIがタイトルや説明文を提案してくれる機能を無料で提供
LINEヤフーは「Yahoo!広告 検索広告」において、ユーザーが誘導先サイトのURLを入力する...