モバイルUCの「スマホでビデオ通話」が普及しない理由はお粗末なアプリ?ユーザーの本音と企業の事情(1/2 ページ)

モバイル向けユニファイドコミュニケーション(UC)ツールには、音声やテキスト、動画などの機能をシンプルに利用できる製品が求められている。モバイルUCを巡る企業の取り組みを見てみよう。

2017年10月19日 05時00分 公開
[Sandra GittlenTechTarget]

 米国テキサス州オデッサの医療センターMedical Center Health System(MCH)は、これまで使用してきたAvaya(旧Nortel)の電話システムを2019年中にリプレースする計画だ。新規システムのテストと導入が期限に間に合うよう、MCHは既に大手や新興企業が提供する各種のテレフォニー/ユニファイドコミュニケーション(UC)システムの検討を進めている。

 既に1つだけ確かなことがある。全28棟からなるMCHでIT運用担当ディレクターを務めるブラッド・シュック氏は、新しいテレフォニーシステムと追加のUC機能をクラウドで稼働させ、設備投資ではなく運用経費として月額料金を支払いたい考えだ。クラウドベースのシステムであれば、モバイルネットワークにも有線ネットワークにもUC機能を容易に追加できる。

 そもそもMCHがシステムのリプレースを考えているのは、既設のPBX(内線交換機)が寿命を迎えるからだ。ただし同院は目下、セキュアなメッセージングやビデオ会議など、その他のUC機能についても検討している。モバイルUCはもはや、通信アプリケーション単体で提供するものではなくなっているからだ。「テクノロジーを1つ導入すると突如として他にもさまざまな機能がそろうので、他の契約を減らすことができる」とシュック氏は語る。

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news101.jpg

郵送業務を電子化する理由 3位「テレワークへの対応」、2位「業務の迅速化・省力化」で1位は?――リンクス調査
キャンペーンのお知らせや新商品の紹介のダイレクトメールなど、個人宛てに送付する郵便...

news172.png

WACULが「AIアナリストSEO」を大幅刷新 コンテンツ作成×外部対策×内部対策×CVR改善をワンストップで支援
月額30万円でAI技術を活用したコンテンツ制作、約4万サイトの支援データ、熟練コンサルタ...

news150.jpg

SFAツール「Kairos3 Sales」にモバイルアプリ版 訪問営業の生産性向上へ
モバイルアプリ上で、リアルタイムで営業活動の確認・記録が可能になる。