Dellが発表したLatitudeの新機種「Latitude 13 7000 シリーズ(7380)」は堅実さと高いパフォーマンスが共存した完成度の高いノートPCだ。業務以外でも十分活躍できる性能ではあるが、残念なことに高額となっている。
Dellの「Latitude 13 7000 シリーズ(7380)」(以下、Latitude 7380)の主たる用途は業務用ノートPCだが、業務だけに用途を限定するのはもったいないほどノートPCとして完成している。この13.3型ノートPCは、素晴らしいセキュリティ機能、MIL-STD-810G(アメリカ国防総省制定MIL規格)をクリアする耐久性を備えた優れた構造設計を特徴としながら、極めて薄いベゼルに囲まれた豪華なディスプレイを収容する。Intelのプロセッサ「Intel Core i7」と応答性の高い256GBのPCIe SSDを装備するため、見た目だけではなく、処理能力も非常に高い。だが、当然ながら、このように完成度の高いノートPCは高額になる。最上位構成の価格は2000ドルを超える。
Latitude 7380は極めて高額な価格に値するノートPCなのだろうか。本稿ではこれを検証する。
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