kmタクシーがGCP「Cloud Spanner」を採用、新サービスでタクシー業界に新風吹き込む国内事例がなくても新技術を活用

kmタクシーの国際自動車は、「Google Cloud Platform」(GCP)のサービス「Cloud Spanner」を活用し、ビジネスを変革させる新しいサービス「フルクル」を開発した。Spannerを使った理由やメリットを聞いた。

2018年01月24日 05時00分 公開
[重森 大]
スマホアプリのサンプル画面 スマホアプリのサンプル画面《クリックで拡大》

 スマートフォンのアプリケーションストアをのぞくと、複数のタクシー配車アプリが見つかる。タクシー会社が開発するもの、「LINE TAXI」のようにIT企業が提供するものなどさまざまだが、迎車料金を払ってタクシーを呼ぶという根幹機能に違いはない。ただ1つ異彩を放つのが、国際自動車が2017年11月から提供しているアプリ「フルクル」だ。迎車料金が不要なだけでなく、呼んでみたけど乗らなかった、なんてことも許される。機能以外にも、Googleのクラウドサービス群「Google Cloud Platform」(以下、GCP)の1つで、分散拡張機能を備えたRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)「Cloud Spanner」(以下、Spanner)の国内先進事例という点でも注目したいこのアプリ。なぜ誕生したのか、Spannerを使った理由やメリットはどこにあるのか、国際自動車を訪ねて話を聞いた。

予約しない、迎車料金もない、先に来た他のタクシーに乗ってもOK、が生まれた理由

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