2018年後半にも登場する「Office 2019」にはどのような新機能が盛り込まれるのか。Windows 10しかサポートをしないといわれる注目スイート製品を解説する。
Microsoftは、準備が整い次第、企業のデータをクラウドに移すことを推奨しているが、オンプレミスにデータを維持する企業も引き続きサポートする。
オンプレミス版メッセージングサーバ「Exchange」の次期バージョンExchange 2019は、プレビュー開始を2018年半ば、正式リリースを2018年後半から2019年初めに予定している。従来のリリース日程の傾向通りなら2018年10月ごろになるだろう。「Office 2019」はプレビュー開始を2018年半ば、正式リリースを2018年後半に予定している。まだクラウドに移行する準備が整っていない企業を対象に、標準的なオフィスアプリケーション「Microsoft Word」「同Excel」「同PowerPoint」「同Outlook」を提供する。既に「Office 365 ProPlus」で提供している機能が組み込まれることになりそうだ。
なおMicrosoftによるとOffice 2019では、「Windows 10」のみがサポート対象となるという。Windows 10への移行をためらっていたIT部門も、いよいよ今後を見据えた決断を迫られる。
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