2018年05月08日 09時00分 公開
特集/連載

Dockerコンテナの移植性を高める「LinuxKit」のメリットとデメリットLinuxとWindowsの壁を乗り越える

コンテナプラットフォームは高度な移植性を実現する。だがコンテナの移植性には幾つかの制限がある。永続ストレージ、異なるコンテナ形式などがその例だ。

[Chris Tozzi,TechTarget]

 現在のソフトウェア環境では移植性が重要だ。一種類のホストサーバ、OS、ソフトウェア環境でしか実行できないアプリケーションでは、ビジネスニーズを満たせなくなっている。そのようなアプリケーションはアジリティに欠け、ソフトウェアやハードウェアのアップグレードを妨げる。さらにメンテナンスも難しい。

 この移植性の課題の解決策になるのがコンテナプラットフォームだ。コンテナは、移植性のないアプリケーションをほぼどこにでも簡単に導入できるようにする。ただし幾つか注意点はある。

併せて読みたいお薦め記事

コンテナの可能性

コンテナ管理ツール比較

  • Kubernetes、Elasticsearch、Prometheus コンテナ管理ツールを比較する

コンテナへの懐疑的な視点


移植性の定義

 ソフトウェアの移植性とは、1つのアプリケーションを種類が異なるホスト環境で実行できることだ。この移植性にはさまざまなレベルがある。全ての種類のLinuxディストリビューションで実行できても、Microsoftの「Windows」では実行できないアプリケーションは、LinuxとWindowsの両方で稼働するアプリケーションに比べれば移植性は低いといえる。

 また、アプリケーションをある環境から別の環境に移行する際にどの程度調整が必要かという観点で移植性が測られることもある。移植性の高いアプリケーションは、構成ファイルを大幅に変更することなく、全てプラットフォームに導入できる。

 これに対して移植性が低いアプリケーションは、同様にさまざまなシステムで実行できるとしても、環境を変える場合は構成を大幅に調整しなければならない。

移植性についての従来のアプローチ

ITmedia マーケティング新着記事

news133.jpg

アレン・マイナー氏×境真良氏 「日本企業的DX」の神髄とは何か
異色の大物対談で語られたDX(デジタルトランスフォーメーション)の核心とは何か。

news059.jpg

世界のCMOの62%が今後1年間マーケティング予算は削減か横ばいと回答――電通インターナショナル調査
電通インターナショナルが世界規模で実施した「CMO調査2020」の結果です。

news017.jpg

HubSpotとWeWork 世界の成長企業が新しい日常で実践するスマートな働き方
ニューノーマル時代に企業が成長し続けるためのヒント。