クラウドNASの主要ベンダー8社とその製品クラウドNASのススメ(後編)

クラウドNAS製品はベンダーによって特徴が大きく異なる。主要ベンダー8社と各社製品の特徴を簡単にまとめた。

2018年11月28日 08時00分 公開
[Chris EvansComputer Weekly]

 前編(Computer Weekly日本語版 11月7日号掲載)ではクラウドNASの基礎とユースケースを解説した。

 後編ではクラウドNASの主要ベンダーと製品を紹介する。

Computer Weekly日本語版 11月21日号無料ダウンロード

本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 11月21日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。

なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。

ボタンボタン

クラウドNASのベンダーと製品

NetApp

 NetAppは2018年5月、プライベートプレビューでCloud Volumesを発表した。「Microsoft Azure」とGCPは、Cloud VolumesをSaaSソリューションとしてネイティブに統合する。AWSは、AWS Marketplaceで購入できる仮想インスタンス内部でCloud Volumesを実行する。Cloud Volumesの基盤となる技術はNetAppのストレージOS「ONTAP」のクラウドベースの実装だ。

CTERA Networks

 CTERAは「CTERA Enterprise File Services Platform」というソリューションを提供している。これはファイルコンテンツの保存/共有を行うグローバルな分散プラットフォームを実装している。エンドポイントアクセスはデスクトップクライアント(「CTERA Drive」)とエッジゲートウェイ/ファイラーのいずれかを通じて行う。CTERAのバッキングストアはオブジェクトストアで、顧客のオンプレミスに導入することも、パブリッククラウドを基盤とすることも可能だ。既存のファイル共有とホームディレクトリを置き換え、グローバルなバックアップ先として使用するというのがCTERAの代表的なユースケースだ。

Avere Systems

 Avere vFXTは、AWSかGCPで運用できる仮想エッジファイラーだ。MicrosoftがAvere Systemsを買収したことにより、これにAzureも加わった。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

譁ー逹€繝帙Ρ繧、繝医�繝シ繝代�

プレミアムコンテンツ アイティメディア株式会社

「SATA接続HDD」が変わらず愛される理由とは

HDDの容量が30TB超になると同時に、ストレージ技術はさまざまな進化を続けている。そうした中でもインタフェースに「SATA」(Serial ATA)を採用したHDDが変わらずに使われ続けている。なぜなのか。

事例 INFINIDAT JAPAN合同会社

IOPSが5倍に向上&コストも80%削減、エクシングが選んだ大容量ストレージとは

カラオケ業界が直面するデータ増に対応すべく多くのストレージを試し続けた結果、4社27台の製品のメンテナンスに悩まされていたエクシング。この問題を解消すべく、同社は大容量かつコスト削減効果に優れた、新たなストレージを導入した。

製品資料 プリサイスリー・ソフトウェア株式会社

データソート性能向上でここまで変わる、メインフレームのシステム効率アップ術

メインフレームにおけるデータソート処理は、システム効率に大きく影響する。そこで、z/OSシステムおよびIBM Zメインフレーム上で稼働する、高パフォーマンスのソート/コピー/結合ソリューションを紹介する。

事例 INFINIDAT JAPAN合同会社

従来ストレージの約8倍の容量を確保、エルテックスが採用したストレージとは

ECと通販システムを統合したパッケージの開発と導入を事業の柱とするエルテックスでは、事業の成長に伴いデータの容量を拡大する必要に迫られていた。そこでストレージを刷新してコスト削減や可用性の向上などさまざまな成果を得たという。

市場調査・トレンド プリサイスリー・ソフトウェア株式会社

クラウド統合を見据えたメインフレームのモダナイズ、3つの手法はどれが最適?

長年にわたり強力かつ安全な基盤であり続けてきたメインフレームシステム。しかし今では、クラウド戦略におけるボトルネックとなりつつある。ボトルネックの解消に向け、メインフレームを段階的にモダナイズするアプローチを解説する。

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news025.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news014.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news046.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。