監査業務を効率化する「AI」「プロセスマイニング」「GRCツール」とは?海外拠点のリスク管理・対策に有効

海外展開する日本企業に不足しているのが、テクノロジーを活用したリスク・コンプライアンス管理だ。グローバルガバナンスを構築するために、AI技術やデータ分析などのテクノロジーをどう役立てればよいだろうか。

2019年02月27日 05時00分 公開
[大久保 心織TechTargetジャパン]
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 企業が海外進出する上で、現地拠点のリスク管理などのグローバルガバナンスは不可欠だ。しかし各拠点のリスク管理を従来のように人手で実施することは困難になってきている。地理的要因だけでなく、ITがビジネスに浸透するにつれ、管理すべき対象が多様化しているためだ。そうした問題の特定や解消に、データ分析を始めとするテクノロジーが役立つ。グローバルガバナンス強化のために活用すべきテクノロジーについて、PwCあらた有限監査法人の辻田弘志氏、熊田清志氏による説明を基に解説する。

日本企業が抱える課題

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