2019年03月05日 05時00分 公開
特集/連載

AIとIoTでの活用が進むデータレイクを「沼地」にしないために 2019年ストレージ技術予測 (1/3)

専門家によると2019年は、ビッグデータ分析、AI(人工知能)、機械学習、IoT(モノのインターネット)のための「ストレージアーキテクチャの見直し」が重要になるという。

[Carol Sliwa,TechTarget]
画像 2019年データストレージはどう進む?

 米TechTargetはストレージ技術者やアナリストを対象に「2019年の大企業におけるデータストレージ予測」に関するパネル調査を実施した。これによると、大企業のIT組織の多くは「データレイク」に投入した全ての情報の分析、利用、管理の手法の改善に集中するという。データレイクとは構造化、非構造化データをまとめて集約できるデータ基盤だ。データの統合、設計、組織化のために設計された多くのツールを活用して「ビッグデータ用のストレージアーキテクチャを調整する」ことも手法の改善に含まれる。

 本稿は、ビッグデータ用のストレージアーキテクチャ、ストレージシステムとデータ管理、セキュリティやその他の一般的なストレージのトレンドに焦点を当てた2019年の予測例を紹介する。クラウドストレージとフラッシュおよびメモリ関連の新技術についても併せて紹介しよう。

データレイクは「沼地」になっている

Pure Storageのチャド・ケネディ氏(製品およびソリューション担当副社長兼CTO<最高技術責任者>)

 データレイクは膨大なデータが集められたが、そのデータレイクの中のデータセットを活用できるユーザーは多くなかった。これではレイク(湖)ではなくスワンプ(沼地)だ。

       1|2|3 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news008.jpg

ツイートから見る訪日外国人の高評価観光スポット――東京海上日動火災保険とNTTデータ調査
ソーシャルビッグデータを活用した全国インバウンド観光調査の結果です。

news008.jpg

AmazonがAppleとGoogleを抑えトップブランドに――BrandZ 2019
世界最大級の広告代理店WPPとその調査・コンサルティング業務を担うKantarによる「世界で...

news035.jpg

人工知能「Adobe Sensei」は日本のデジタル広告市場をどう変えるのか
「Adobe Advertising Cloud」の事業責任者に広告業界で経験豊富なエキスパートが就任。日...