運用効率を上げ、コストを節約するためにSaaS ERPシステムへの移行を検討する企業は増えている。だが、移行に当たって直面するのが、ユーザー単位や従量制など、紛らわしい一連の価格オプションだ。
SaaS ERPサブスクリプションのコストに対する理解を深めるため、さまざまな料金モデルに対する意見を複数の専門家に聞いた。本稿ではその見解を紹介する。
従量制料金は「使用量ベース」とも呼ばれ、企業はサービスを使った分だけ料金を支払う。従量制料金は柔軟性に優れ、支出をコントロールできる。一般的に、このモデルはクラウドストレージサービス、データサービス、繰り返し利用する請求サービスに最適だ。
IT管理サービス会社CompuComでデジタル戦略およびクライアントイネーブルメント部門の統括責任者を務めるニック・ブリグマン氏は次のように語る。「使用量とはリソースの消費量を指す。使用量には、ストレージに基づいてPB単位やTB単位で計算されるものと、時間に基づくものがある。後者は市場では新しい要素で、分単位で請求されるものもあるため、サービスがアクティブになっていて実際にリソースを使用している時間の長さが特に重要になる」
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