オンプレミスだけの自由さとは
「DaaS」ではなく「オンプレミスVDI」で仮想デスクトップを実現すべき4つの理由
VDIの主要な実現方法にはオンプレミス型とDaaS型の2種類がある。製品選択の自由など、オンプレミスでVDIを運用する場合の利点を紹介する。
仮想デスクトップインフラ(VDI)の実現方法は大きく2つある。ユーザー企業のデータセンターでVDIに必要なシステムを構築・運用する「オンプレミス」型か、VDIのシステムとインフラをパブリッククラウドサービスとして利用する「DaaS」(Desktop as a Service)型かのいずれかだ。VDIの実現にはDaaSが最適だという意見もあるが、オンプレミスのVDIにはDaaSにはない利点がある。
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VDIをオンプレミスで運用する場合の主要な利点は4つある。
利点1.幅広いソフトウェアの選択肢
オンプレミスでVDIを運用する場合、ユーザー企業は自社に最適なVDI製品を選択できる自由がある。Citrix SystemsやVMware、Microsoftなど多彩なベンダーの製品から選択可能だ。
DaaSを利用する場合は、デスクトップイメージのサイズやOSのバージョンが限定される場合がある。オンプレミスでVDIを運用すれば、そうした制約を受けにくい。
利点2.バックエンドインフラの制御
バックエンドのインフラを自社で制御できる点もオンプレミスでVDIを運用する利点だ。ユーザー企業は自社の運用方法に適した製品を選択して、管理やモニタリング、キャパシティープランニングを実施できる。必要に応じてインフラに軽微な変更を加えることも可能だ。DaaSでは一般的に、ユーザー企業にはインフラは見えず、管理やモニタリングにはベンダー独自のツールしか使用できない。
利点3.低レイテンシ
オンプレミスでVDIを運用する最大の利点は、レイテンシ(遅延)を低く抑えられることだろう。エンドユーザーは仮想デスクトップに直接接続できるため、レイテンシは無視できるほど低い。
DaaSの場合、エンドユーザーのトラフィックがWANに集中して、輻輳(ふくそう)が発生しやすくなる。インターネットを介して仮想デスクトップにリモート接続することが一般的なため、大幅なレイテンシが発生する可能性がある。
利点4.予測可能なコスト
オンプレミスでVDIを運用する際のコストは、おおむね予測可能だ。DaaSの場合は通常、月々の消費リソースに基づく従量課金になるため、利用状況に応じてコストが大きく変動する。
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