「DaaS」ではなく「オンプレミスVDI」で仮想デスクトップを実現すべき4つの理由オンプレミスだけの自由さとは

VDIの主要な実現方法にはオンプレミス型とDaaS型の2種類がある。製品選択の自由など、オンプレミスでVDIを運用する場合の利点を紹介する。

2019年05月07日 05時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]
画像

 仮想デスクトップインフラ(VDI)の実現方法は大きく2つある。ユーザー企業のデータセンターでVDIに必要なシステムを構築・運用する「オンプレミス」型か、VDIのシステムとインフラをパブリッククラウドサービスとして利用する「DaaS」(Desktop as a Service)型かのいずれかだ。VDIの実現にはDaaSが最適だという意見もあるが、オンプレミスのVDIにはDaaSにはない利点がある。

 VDIをオンプレミスで運用する場合の主要な利点は4つある。

利点1.幅広いソフトウェアの選択肢

 オンプレミスでVDIを運用する場合、ユーザー企業は自社に最適なVDI製品を選択できる自由がある。Citrix SystemsやVMware、Microsoftなど多彩なベンダーの製品から選択可能だ。

 DaaSを利用する場合は、デスクトップイメージのサイズやOSのバージョンが限定される場合がある。オンプレミスでVDIを運用すれば、そうした制約を受けにくい。

利点2.バックエンドインフラの制御

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...