VMware Cloud on AWSとオンプレミスの両方で「Horizon」を運用すべき理由仮想デスクトップのスムーズな連携を実現

クラウドの「VMware Cloud on AWS」とオンプレミスでデスクトップ仮想化製品「VMware Horizon」を利用すると、ハイブリッドクラウド環境の管理性が向上する他、新たなユースケースを実現できる。

2019年05月14日 05時00分 公開
[Rob BastiaansenTechTarget]
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 VMwareの仮想化製品をクラウド「Amazon Web Services」で稼働させるサービス「VMware Cloud on AWS」(VMC on AWS)により、VMwareのデスクトップ仮想化製品をクラウドで運用する事例が広がっている。クラウドへのデータセンター拡張の他、トラフィックの一時的な増大にクラウドのリソースを使って対処するバーストが、その代表的なユースケースになる。

 VMC on AWSでデスクトップ仮想化製品「VMware Horizon 7」を利用すれば、VMC on AWSでデータセンターの全コンポーネントをクラウドで運用し、オンプレミスのハードウェアにかけるコストを削減可能だ。これだけでも非常に大きなメリットになるが、その他にも検討したいユースケースがある。

新たなユースケース

 データセンターの拡張とバーストでは、オンプレミスのVMware Horizonをクラウドでそのまま運用して、クラウドを一時的なリソース拡大のために使う。「クラウド ポッド アーキテクチャ」(CPA)機能を使えばオンプレミスとクラウドのVMware Horizon環境を接続でき、それによってシームレスな仮想デスクトップインフラ(VDI)環境を実現する。

 他にも、VDIをクラウドに移行する理由として考えられるのは、アプリケーションが稼働する場所だ。オンプレミスにVDIがあり、アプリケーションを利用するために必要なリソースがクラウドにあると、オンプレミスとクラウドの物理的な距離がレイテンシ(遅延)の要因になる。仮想デスクトップとアプリケーションの両方をクラウドに配置すれば、レイテンシの問題は解消し、パフォーマンスが向上する。ネットワークを通るトラフィックが、仮想デスクトップから送信されるトラフィックのみに限定されるためだ。

 AWSを中心とした構成にする場合、災害復旧(DR)はAWSの料金のみを支払えば済む。独自のDRサイトを作るためにハードウェアを購入し、保守する必要はない。スケールアップは必要に応じて簡単かつ迅速にできる。

クラウドとオンプレミスの「VMware Horizon」を連携させる利点

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