HCIに続くITインフラのアーキテクチャとして「コンポーザブルインフラ」が登場した。これまでのITインフラの変遷を振り返りつつ、HCIとコンポーザブルインフラの違いについて説明する。
ITインフラのアーキテクチャは進化を遂げてきた。例えばサーバ、ストレージ、ネットワークが独立した従来の3層型の他、それら3つの要素を1つの筐体に収めて提供する「コンバージドインフラ」(CI)、ストレージを仮想化する技術を取り入れた「ハイパーコンバージドインフラ」(HCI)などのアーキテクチャがある。さらにこれらのアーキテクチャに基づくインフラを、オンプレミス、クラウド、マルチクラウドで利用できるようにもなっている。
こうしたインフラの分野に、「コンポーザブルインフラ」と呼ばれる新たなアーキテクチャが登場した。これまでに登場してきたアーキテクチャから一歩踏み出したものだ。
まず、現在定着しているインフラのアーキテクチャについて見てみよう。
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