パブリッククラウドはセキュリティ対策や料金体系などで、オンプレミスとは異なる特徴がある。これらの特徴を整理する。
人工知能(AI)やイベント駆動型コード実行、専用線接続、業務アプリケーションなど、さまざまなツールやテクノロジーがパブリッククラウドとして提供されるようになった。このように多様化が進むパブリッククラウドには、共通した特徴もある。
前編「パブリッククラウドはインフラ調達をどう改善する? オンプレミスと比較」は、パブリッククラウドの主要な7つの特徴から、4つを紹介した。後編に当たる本稿は、残る3つを紹介する。オンプレミスのITインフラと比較しながら、パブリッククラウドの持つ基本的な特徴と、運用の際に注意しておきたいポイントを説明しよう。
一般的なパブリッククラウドは、ユーザー企業が利用した時間や入出力したデータ量で従量課金する。IT部門の支出は設備投資(CAPEX)から運用経費(OPEX)に変わる。
リソースのニーズは変わる可能性が高いため、IT部門は慎重に設定しなければならない。仮想マシンのサイズを適正に設定し、使用中以外は停止し、状況に応じてスケールダウンする必要がある。こうした対策を取らないと、IT部門は資金を浪費し、月次請求書を受け取ったときに利用料の高さに驚くことになりかねない。
ベンダーは随時、さまざまな料金プランを追加している。例えば長期利用の確約で割引するといったプランがある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...