2020年02月07日 08時00分 公開
特集/連載

オープンソース利用方法の批判報道にAWSが反論「全く筋違いの主張だ」NYTいわく「AWSはストリップマイニングしている」

New York Timesが、AWSはオープンソースプロジェクトに貢献せずに利益だけを得ていると批判する記事を掲載。AWSは「全く筋違いの主張だ」と反論した。

[Cliff Saran,Computer Weekly]
iStock.com/SIphotography

 Amazon Web Services(AWS)は、事実誤認の記事を公開したとしてNew York Timesを非難している。問題の記事は、3000語にわたってAWSによるオープンソースの誤用と悪用を訴えている。

 New York Timesの記事は、2015年にAWSがElasticのOSSをコピーして「Amazon Elasticsearch Service」に統合したと伝えている。

 本誌で以前取り上げたように、MongoDBとRedisは製品を変更し、無償で配布するバージョンとマネージドサービスとして製品を使用する場合に適用するライセンスを明確に区別している。

 2019年2月、Redisの創設者オフェル・ベンガル氏は「当社はセミオープンソースライセンスという形態を思い付いた初の企業になる」と本誌に語った(訳注:Computer Weekly日本語版 2019年4月17日号参照)。同社の「Redis Source Available License」は、Redisをベースとしてデータベースエンジンを構築するあらゆる組織に適用される。

 2018年10月、MongoDBの創設者兼CTO(最高技術責任者)を務めるエリオット・ホロウィッツ氏は、同社のサービス収益がパブリッククラウドプロバイダーによって食いつぶされるリスクを考慮し、MongoDBに適用するオープンソースライセンスを変更した(訳注:Computer Weekly日本語版 2019年3月20日号参照)。これに応える形で、AWSは2019年1月にMongoDB互換のサービス「Amazon DocumentDB」の提供を開始した。

 New York Timesが話を聞いた多数の業界専門家によると、AWSが自社のPaaSにオープンソースコードを「ストリップマイニング」(訳注:オープンソースに貢献せずに利益だけ得ること)しているために、オープンソースプロジェクトが弱体化されているという。AWSは元のオープンソースプロジェクトとの互換性を保ちつつ、AWSクラウドでフルマネージドサービスとしてそのソフトウェアを提供可能になっている。

 New York Timesの記事に反論したのは、AWSで分析とElastiCache部門のバイスプレジデントを務めるアンディ・ガトマンズ氏だ。同氏はブログで次のように述べている。




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