同じ「Chromium」ベースとなったWebブラウザ「Chrome」と「Microsoft Edge」。企業向け標準Webブラウザの地位を懸けた両者の争いは、何をもたらすのか。
MicrosoftのWebブラウザ「Microsoft Edge」は、オープンソースの「Chromium」ベースのWebブラウザとして生まれ変わった。これによりEdgeは、同じくChromiumをベースとするGoogleのWebブラウザ「Chrome」と同じレンダリングエンジンを備えることになる。
前編「Chromiumベースの新『Edge』がChromeに勝てる“たった一つの条件”」では、MicrosoftがEdgeの企業用途を重視しているというアナリストの見解を紹介した。後編に当たる本稿は、EdgeとChromeとの競争が、企業に何をもたらすのかを説明する。
調査会社Forrester Researchのアナリストであるアンドリュー・ヒューイット氏は、Microsoftがこのタイミングで企業向けWebブラウザ市場に力を入れ始めた背景には、Webアプリケーションの増加があるとみている。「Webブラウザの重要性はこれからますます高まる」(ヒューイット氏)。
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